<再始動>

U15栃木県総合体育大会は、1回戦で敗退になりました。初出場で場の空気にも飲まれ、思うような試合展開にもならず、セットプレーからの失点。焦りからのパスミスで失点。全ては、自分に勝てなかったことが敗因です。初めて使用する会場、試合までのセレモニーなど、”いつもと違う状況”に対応できなかったことが何よりの弱さでした。だた、ほぼ1、2年生主体のチームとしてはよく頑張ったと言いたい気持ちではあります。ただ、試合に学年は関係ない。学年が敗因ではないことは確かです。もう一度、仕切り直し、自分たちのプロジェクト設定からに直し、拘りにより拘りを持って取り組んでいくことが、更にチーム、選手を成長させる最大の養分になるのでしょう。引き続き、応援をお願いします。

<いよいよ明日から終活>

R4年度栃木県総合体育サッカー大会が開始。NFCのU15選手も、野木二中として参加します。どこまでゾーンDFが機能するのか、どこで数的優位を作るプランニングを立てていくのか、最後まで自分たちで主体的に取り組んでくれることを期待しています。

<中学生らしいメンバー構成>

17名のメンバーのうち11名が中学からサッカー開始。その中で掴んだ県大会。部活の時間が制限され、その分を地域活動で補いながら活動してきて3年目。自分たちが取り組んできたことがどこまで通用するのか試すには絶好の機会。

野木二中 VS 作新中(宇河地区1位)@リアンビレッジ矢板 9:00 KICK OFF

<夏の総体 県大会出場決定!>

 3度目の正直で、NFCのメンバーたちが県大会出場権を勝ち取りました。
 2年連続、県出場代表決定戦で苦い思いをし、三度目の正直でした。悪天候で、グランドコンディションの悪い中、ボールを支配し続け決定機を何度も迎えましたが、試合を決めることができず。最後は、PKまでもつれこみ3−1で勝利。
 中学生からサッカーを始めた選手が大半で、やっとここまで来ました。昨年、最後のPKを外し県出場を逃した選手が、最後のPKを沈めて勝利。そんなドラマチックな展開にも試合の背景にあり、感動的な結末になりました。
 明日から、地区の順位決定戦があります。少しでも良い条件で、1日でも、1試合でも多くプレーできることを祈りながら1日1日を大切にできればと思います。
 支えてくれたサポーターの皆さん、保護者さんには感謝しかなしです。サッカーで誰かを感動させる選手、チームになるには、結果を出すことが全てではなく、ピッチ外での振る舞い、試合中の振る舞い、勝った後の振る舞い、全てにおいて評価されていることをもっと意識しながら、最後はどこかで終わりを全員が納得して迎えてくれることを期待しています。

<慣れ=緩み>

慣れてくると、今まで緊張していたものや、気が利く部分が”当たり前”になってくる。それが、良い慣れならいいが、大会前の緊張感や、思春期特有の心の不整備状態から、負の慣れも出てくる。ジュニアも、荷物が散乱し、ジュニアユースも、アップからトレーニングまで、ただ与えられたルーティンを取り合えずこなすだけになる。なので、今日は厳しい声掛けを続けた。ラスト20分やっと、シビアに考えてプレーするようになったが、今日は生産性が低かった。時折ある瞬間。こちらもまだまだ力不足。だから面白い。

高さの取り方は良くなったが、相手を見ず、じぶんのペースでしかプレーできない選手が多い。状況を見ることは中々難しい。

<選手理解の慣れ>

選手の個性もお互い見え、そこにも慣れが出てくる。よく発言し、自分の意見を出す選手。黙って黙々とやる選手。ずっと考えながらプレーする選手。いつも同じ選択しかしない選手。習慣と言う慣れを変えるのは勇気もいるしエネルギーも継続的に必要になる。でも、お互いの慣れを破らないと成長はない。難しい課題だが、一緒にクリアしていきたい。

<新しい出会いへの慣れ>

毎週、当たり前のように新規入会者が出ている。今回は2名、小学2年生、4年生と入会した。チームとしてこれ以上ありがたい話はないが、チームの運営方針をきっちり理解してもらうことも、持続可能なチームづくりには必要で、”拘り”の共有もしていきたい。運営する側も、その点をどのように行うのか、少し考えていきたい。人が多く慣れるほど、芯が大切になってくる。あいさつ、荷物の整理、考えること、同じトレーニングをしないこと(メニューの多様化)には拘っていきたい。

<第三勢力>

本日も休日の地域活動です。TMの誘いを受けて参加すると、何処のクラブ?と常に聞かれます。「部活の地域移行としてのクラブです。」と言うとびっくりされます。ある意味、第三勢力です(笑)壬生中、粟野中、大平南中さん、暑い中お世話になりました。

1本目で出た疑問を提案して、改善策を提案中の様子

<総体前に戦術確認>

 メンバー選考にも、自分達の欲が出始めています。1回のチャンスでどれだけチームに貢献できるかが信頼につながります。全員にチャンスはあるが、その中で何をチームに与えられる選手なのかが重要です。
 今日、1本目に選出されなかった選手が「なぜだ?」と疑問を抱いていました。2本目、彼はゲーム内で素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。
 逆に、1本目に選出された選手でも、何もできずに終わってしまった選手からは「焦ってしまった」と言う反省が出ました。焦る気持ちもわかりますが、裏返せば、日々のトレーニングでの意識が低いと言うことにもつながります。日々の積み重ねが、ピッチ内に出る。そんな1日でした。
 中学年代は、気持ちひとつで大きくプレーが変わります。良いプレーができない時ほど、気持ちが整わないで負の連鎖に陥ります。心の調整力も大切です。

<ジュニアのTMユニ>

 タカハシスポーツさんの協力で、ジュニアのユニフォームが出来上がりました。9年間の活動を見越して、中学生達と同じデザインです。細かな要望にも丁寧に対応してくれています。地域に根付いたスポーツ店ならではの仕事っぷりに感謝です。NFCの全ての物品の手配、管理を担当してくれています。是非、サッカーで何か相談があれば、足を運んでみてください。

http://www.takaspo.info/index.html

<サッカー少年量産中>

 毎週サッカー少年が1名誕生してます。本日も、1名体験に参加してくれました。毎週1名のサッカー選手を誕生させると、年間で48名誕生します。それは夢のような話ですが、そうなることを願って活動を続けたいと思います。彼は、コミュニケーション力が高い選手でした。コミュニケーション力の高い選手は伸びる素質十分。今後が楽しみです。
 来週も体験希望者がいます。地域の輪が広まることは、大人にとっても、子供にとっても良いことです。来週が待ち遠しい。

<どこまでがサッカー?>

 トレーニング中に、サーバーにボールを戻そうとした選手がボールを蹴って戻そうとしたら全然違う方向に飛んで行きました。そのボールを他の選手が拾いに行きました。さて、どうすれば良かったのか?ボールを拾ってくれた選手は手でボールを渡してくれました。”ありがとう”とコーチは伝えました。同じ場面がまたあると、次からは、手で渡すようになりました。試合でも、審判にボールを渡す時に蹴って渡すのか、手で渡すのか、別にプレーには何も影響は出ませんが、相手はどちらの方が気持ち良いでしょうか。ここは、チームとしてのこだわりです。今は、練習効率よりも、前者を優先します。
アップでのボール回しです。遊びながらボールに触ってます。

<先見の目+地域=みんなの幸せ>

今日も1名新メンバーが追加されました。サッカーをずっとやりたくてやれなかった子がサッカーデビュー! 文科省からも、部活動の地域移行が加速しています。NFCとしても、地域移行に備えて活動して3年目。1つの地域モデルとなるため活動しています。結局それが、子供の幸せに繋がることが何よりだと思います。また、子供が幸せなら、保護者も幸せでしょう。毎週、体験希望、見学など依頼が来ています。ありがたいことです。

地域移行に関して、保護者の送迎などの負担をいかに軽減して地域ぐるみでやっていくか。どの地域でもこれから課題になると思います。ジュニアも対外試合が増えているため、タカハシスポーツさんの協力もあり、中学生と同じユニフォームを揃えました。9年間使用できる形です。長いスパンで経済的負担も軽減しながら、できるだけ気軽にサッカーができるのが1番ですよね。昔はそうでした。

中学生も、学校の部活動だけでは物足りず、意欲的に参加しています。7月に最後の大会を迎える中、練習の雰囲気、1プレーへのこだわりも強くなっているのが見ていて感じ取れるほどです。納得して最後の大会に臨んでほしいです。

U8TM&U15春季地区大会

<U8TM>

 U8最初のTMです。
 今回はずっと課題として取り組んできた、良いポジションを取って判断すること。教えるのではなく、気づかせ、実践させ、分析させ、また実践。回数を追うごとに自分達のやりたいことを実践し始めました。毎回、目的を勝つことではなく、表現できることに重点を置いています。あくまでも、地域で活躍できる人間の育成が目的。野木SSSさん、ありがとうございました。

<U15春季地区大会>

 U15は中体連の春季地区大会に参加。悪天候でパスが通りにくい中での戦いに苦戦し敗退。自分達の対応力不足を痛感したようです。総体まで1ヶ月弱。限られた時間の中、何をどのように改善して行くのか、1週間のトレーニング計画を立てさせ実行していきます。
 NFCのトレーニング内容を、LINE公式アカウントで広報係が掲載を始めました。是非見ていただいて、ご意見ください。毎週のトレーニングは、選手を飽きさせないように、同じメニューを実施しないで、課題をクリアさせることにコーチ陣も拘りを持って取り組んでいます。

習慣が実践に!

実践の中で使える選択肢を増やすことが今日の課題。1試合の中で、何本効果的なパスを通し、フニッシュまで持って行けたのかを検証。大会前の最後の確認です。縦を意識すると幅が取れなくなる。幅がないから狭くなる。頭ではわかっているけど、実際にコートの中で表現するのは難しい。だからサッカーは面白い!


”拘り”

見て、考える。止める、蹴ることへの拘り。日常生活で考えない選手は、ピッチ内でも考えない。生活習慣への拘りがない選手は、ピッチ内でも1つのプレーに対して拘れない。
 拘れる選手(人間)が何人ピッチ内にいたのか・・・。あいさつ、荷物の整理、アップ、ピッチの確認、ゲーム中、ハーフタイム、戦術、課題・・・様々な処理を瞬間的に判断して実行することへの拘り。チームにも、指導にも、その拘りが消えてしまったら魅力がなくなりますね。
 少年年代、判断してプレーすること、最低限の戦術を理解して、サッカーの深みを知りプレーすること。日常生活=サッカーの意識定着。そこだけは譲れない拘りとしてスタッフ間でも、保護者間でも共有したいです。

気づかせるのと、教えるは違う!

 U15は、古河三中さんとTMを実施。
 システムも自分達で決定しているが、システムの意味を曖昧なままにゲームを1本目展開。案の定攻守にチグハグさが出てしまう。2本目前に、システムを作戦版に視覚化して考えさせると、変化が見え始める。細かく指示をしたわけではなく、「このシステム同士がぶつかるとどうなる?どこのスペースの奪い合いになる?」と投げただけで変化が見える。古河三中さん、ありがとうございました。非常に生産性のある時間になりました。また、この出会いにも感謝です。
 夜はジュニアのトレーニング。ボールに寄りすぎるという課題を解決するためにトレーニングを実施。こちらも、こうしろとは言わずに、鬼ごっこの延長でトレーニングをしてゲームで試す。それぞれが気づき、アイディアを出し表現できる。トレーニング後のミーティングでは、「三角形にポジションをとってボールを回るようにしたらうまくいった。でも、パスが相手を見てなくて上手に繋がらなかったから、今度は見てパスする!」とミーティング報告が出てきた。小2の少年からそんな言葉が!!これもボトムアップの賜物なのかもしれません。「どうすれば見れるの?」と聞いたら、「ボールをもらう前に見る!その練習を来週やる!」だそうです。来週のトレーニング課題が明確になりました。
 さて、「こうしなさい!」と解決策を教えるのと、「どうすれば良い?」と気づかせるのと、どちらが生産性が高いのでしょう。
 トレーニング風景の一部がインスタで紹介されていますので、どうぞ!