<任せる=責任=新たな気づき>

今日も、地域活動でたくさんの子どもたちと関わりが持てました。今回は、トレーニング開始30分のボールコントロールを中学生に任せ、小学生(年長さん1名)に教える時間を与えました。ねらいは、自分たちの知識の確認と、他人に教えることでの表現力の向上です。専門用語を並べて、真似させるだけでは伝わらない。「どう伝えれば効率的で、確実なのか」社会に出た時に必要になるスキルです。悪戦苦闘しながらも徐々に言葉の変化、見せ方の変化が出てきました。今後も継続したいと思います。

<新たな気づき>

 今週末は、U15が強化合宿に。小学生は、トレーニング+TMの2日間へ。
 U15は、仲間の新たな一面の発見、チームの方向性の発見、気づきを。
 小学生は、荷物の整理整頓、あいさつをベースに、サッカーの試合を通して自分たちで何がしたいのか、新しい課題や成果の気づきを。それぞれ、任せることで気づきを持ち帰る2日間にしたいと思います。
 保護者にとっても、自分の子供がどう変化したのか気づきを得られるようになったら幸せなことです。誰もがWINWINの状態にすることそれが何よりの幸せでしょう。

<任せるから責任が生まれる>

 小さなことでも、任せてみるから、失敗しても、成功しても自分の成果になる。任されたから、より良くしようと工夫し始め、新しい気づきが生まれる。そのサイクルをいかに生み出すかが大人の役割だと思います。また、その中で年齢を超えた関係性が出てくる。U15のトレーニングも、常に選択肢がある中で基礎トレを実施しています。選択肢があるから自分で判断していく。選択肢のない場面など、サッカーでも社会でもあり得ません。

<久しぶりの地域活動>

天候が良くなく、雷雨などで木曜日の活動ができず、久しぶりの地域活動報告です!

<TM(U15>

6チームでのTMでした。久しぶりの地域活動です。人数の少ない中でしたが、自分たちのやりたい事を明確にして取り組むことができました。3年生が抜けて、チームの土台作りの真っ最中。色々なところに抜けがあります。今年は何に拘るのか・・・その先に、幸せがあるのでしょう。

<小さい事だが、大切なこと>

 TM終了後、恩返しのグランド整備。枯芝の回収を自分たちで設定し実施。何を、どのようにして表現するのか、その目的は?そこに気づいて主体的に表現できたことは1つ成長です。小さなことですが、サッカーができる背景に、多くの人の支えや、人間関係、地域関係があります。そこにどれだけ気づいてくれるかが大切です。清掃活動という行為よりも、その裏の見えないものを見えているのか、保護者もそこを願っています。

<部活動の地域移行について>

 先日、軽井沢で部活動の地域移行について、NFCの活動を紹介し、今後の展開について相談、意見をいただく機会がありました。全国で活躍されている方々と意見交換をし、地域ぐるみでの活動に共感が得られました。今後の方向性を模索しながら”この活動うで誰が幸せになるのか?”を考え実践していきたいと思います。
 興味のある方、是非力を貸してください。

<再始動>

U15栃木県総合体育大会は、1回戦で敗退になりました。初出場で場の空気にも飲まれ、思うような試合展開にもならず、セットプレーからの失点。焦りからのパスミスで失点。全ては、自分に勝てなかったことが敗因です。初めて使用する会場、試合までのセレモニーなど、”いつもと違う状況”に対応できなかったことが何よりの弱さでした。だた、ほぼ1、2年生主体のチームとしてはよく頑張ったと言いたい気持ちではあります。ただ、試合に学年は関係ない。学年が敗因ではないことは確かです。もう一度、仕切り直し、自分たちのプロジェクト設定からに直し、拘りにより拘りを持って取り組んでいくことが、更にチーム、選手を成長させる最大の養分になるのでしょう。引き続き、応援をお願いします。

<いよいよ明日から終活>

R4年度栃木県総合体育サッカー大会が開始。NFCのU15選手も、野木二中として参加します。どこまでゾーンDFが機能するのか、どこで数的優位を作るプランニングを立てていくのか、最後まで自分たちで主体的に取り組んでくれることを期待しています。

<中学生らしいメンバー構成>

17名のメンバーのうち11名が中学からサッカー開始。その中で掴んだ県大会。部活の時間が制限され、その分を地域活動で補いながら活動してきて3年目。自分たちが取り組んできたことがどこまで通用するのか試すには絶好の機会。

野木二中 VS 作新中(宇河地区1位)@リアンビレッジ矢板 9:00 KICK OFF

<夏の総体 県大会出場決定!>

 3度目の正直で、NFCのメンバーたちが県大会出場権を勝ち取りました。
 2年連続、県出場代表決定戦で苦い思いをし、三度目の正直でした。悪天候で、グランドコンディションの悪い中、ボールを支配し続け決定機を何度も迎えましたが、試合を決めることができず。最後は、PKまでもつれこみ3−1で勝利。
 中学生からサッカーを始めた選手が大半で、やっとここまで来ました。昨年、最後のPKを外し県出場を逃した選手が、最後のPKを沈めて勝利。そんなドラマチックな展開にも試合の背景にあり、感動的な結末になりました。
 明日から、地区の順位決定戦があります。少しでも良い条件で、1日でも、1試合でも多くプレーできることを祈りながら1日1日を大切にできればと思います。
 支えてくれたサポーターの皆さん、保護者さんには感謝しかなしです。サッカーで誰かを感動させる選手、チームになるには、結果を出すことが全てではなく、ピッチ外での振る舞い、試合中の振る舞い、勝った後の振る舞い、全てにおいて評価されていることをもっと意識しながら、最後はどこかで終わりを全員が納得して迎えてくれることを期待しています。

<慣れ=緩み>

慣れてくると、今まで緊張していたものや、気が利く部分が”当たり前”になってくる。それが、良い慣れならいいが、大会前の緊張感や、思春期特有の心の不整備状態から、負の慣れも出てくる。ジュニアも、荷物が散乱し、ジュニアユースも、アップからトレーニングまで、ただ与えられたルーティンを取り合えずこなすだけになる。なので、今日は厳しい声掛けを続けた。ラスト20分やっと、シビアに考えてプレーするようになったが、今日は生産性が低かった。時折ある瞬間。こちらもまだまだ力不足。だから面白い。

高さの取り方は良くなったが、相手を見ず、じぶんのペースでしかプレーできない選手が多い。状況を見ることは中々難しい。

<選手理解の慣れ>

選手の個性もお互い見え、そこにも慣れが出てくる。よく発言し、自分の意見を出す選手。黙って黙々とやる選手。ずっと考えながらプレーする選手。いつも同じ選択しかしない選手。習慣と言う慣れを変えるのは勇気もいるしエネルギーも継続的に必要になる。でも、お互いの慣れを破らないと成長はない。難しい課題だが、一緒にクリアしていきたい。

<新しい出会いへの慣れ>

毎週、当たり前のように新規入会者が出ている。今回は2名、小学2年生、4年生と入会した。チームとしてこれ以上ありがたい話はないが、チームの運営方針をきっちり理解してもらうことも、持続可能なチームづくりには必要で、”拘り”の共有もしていきたい。運営する側も、その点をどのように行うのか、少し考えていきたい。人が多く慣れるほど、芯が大切になってくる。あいさつ、荷物の整理、考えること、同じトレーニングをしないこと(メニューの多様化)には拘っていきたい。

<第三勢力>

本日も休日の地域活動です。TMの誘いを受けて参加すると、何処のクラブ?と常に聞かれます。「部活の地域移行としてのクラブです。」と言うとびっくりされます。ある意味、第三勢力です(笑)壬生中、粟野中、大平南中さん、暑い中お世話になりました。

1本目で出た疑問を提案して、改善策を提案中の様子

<総体前に戦術確認>

 メンバー選考にも、自分達の欲が出始めています。1回のチャンスでどれだけチームに貢献できるかが信頼につながります。全員にチャンスはあるが、その中で何をチームに与えられる選手なのかが重要です。
 今日、1本目に選出されなかった選手が「なぜだ?」と疑問を抱いていました。2本目、彼はゲーム内で素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。
 逆に、1本目に選出された選手でも、何もできずに終わってしまった選手からは「焦ってしまった」と言う反省が出ました。焦る気持ちもわかりますが、裏返せば、日々のトレーニングでの意識が低いと言うことにもつながります。日々の積み重ねが、ピッチ内に出る。そんな1日でした。
 中学年代は、気持ちひとつで大きくプレーが変わります。良いプレーができない時ほど、気持ちが整わないで負の連鎖に陥ります。心の調整力も大切です。

<ジュニアのTMユニ>

 タカハシスポーツさんの協力で、ジュニアのユニフォームが出来上がりました。9年間の活動を見越して、中学生達と同じデザインです。細かな要望にも丁寧に対応してくれています。地域に根付いたスポーツ店ならではの仕事っぷりに感謝です。NFCの全ての物品の手配、管理を担当してくれています。是非、サッカーで何か相談があれば、足を運んでみてください。

http://www.takaspo.info/index.html

<サッカー少年量産中>

 毎週サッカー少年が1名誕生してます。本日も、1名体験に参加してくれました。毎週1名のサッカー選手を誕生させると、年間で48名誕生します。それは夢のような話ですが、そうなることを願って活動を続けたいと思います。彼は、コミュニケーション力が高い選手でした。コミュニケーション力の高い選手は伸びる素質十分。今後が楽しみです。
 来週も体験希望者がいます。地域の輪が広まることは、大人にとっても、子供にとっても良いことです。来週が待ち遠しい。

<どこまでがサッカー?>

 トレーニング中に、サーバーにボールを戻そうとした選手がボールを蹴って戻そうとしたら全然違う方向に飛んで行きました。そのボールを他の選手が拾いに行きました。さて、どうすれば良かったのか?ボールを拾ってくれた選手は手でボールを渡してくれました。”ありがとう”とコーチは伝えました。同じ場面がまたあると、次からは、手で渡すようになりました。試合でも、審判にボールを渡す時に蹴って渡すのか、手で渡すのか、別にプレーには何も影響は出ませんが、相手はどちらの方が気持ち良いでしょうか。ここは、チームとしてのこだわりです。今は、練習効率よりも、前者を優先します。
アップでのボール回しです。遊びながらボールに触ってます。

<先見の目+地域=みんなの幸せ>

今日も1名新メンバーが追加されました。サッカーをずっとやりたくてやれなかった子がサッカーデビュー! 文科省からも、部活動の地域移行が加速しています。NFCとしても、地域移行に備えて活動して3年目。1つの地域モデルとなるため活動しています。結局それが、子供の幸せに繋がることが何よりだと思います。また、子供が幸せなら、保護者も幸せでしょう。毎週、体験希望、見学など依頼が来ています。ありがたいことです。

地域移行に関して、保護者の送迎などの負担をいかに軽減して地域ぐるみでやっていくか。どの地域でもこれから課題になると思います。ジュニアも対外試合が増えているため、タカハシスポーツさんの協力もあり、中学生と同じユニフォームを揃えました。9年間使用できる形です。長いスパンで経済的負担も軽減しながら、できるだけ気軽にサッカーができるのが1番ですよね。昔はそうでした。

中学生も、学校の部活動だけでは物足りず、意欲的に参加しています。7月に最後の大会を迎える中、練習の雰囲気、1プレーへのこだわりも強くなっているのが見ていて感じ取れるほどです。納得して最後の大会に臨んでほしいです。

<良い塩梅>

<VS FCバロン(U8)>

黄色(FCバロン)・緑(NFC)
ベンチの荷物も整然と並べられるようになりました。誰が見ても、不快にならない環境作りは拘っていきたいポイントです。
 FCバロンさんとTM。良い塩梅で成功と失敗を楽しく、目的をもって今日もTMを実施できました。
本日のテーマは「広がるタイミング」。トレーニングでも毎回テーマを確認している成果でしょうか、自分達でテーマをしっかりと共有しています。ゲーム中に選手が困ったときに「何するんだっけ?」と声かけすれば、コート内はパッと我に返ります。
 試合の合間も、3分間を彼らに与え、自由に意見交換させています。もちろん、点差が何点だとかそういう類いの話はさせません。あくまでも”ミッション達成のために何をどうするのか”です!
 ある選手(通称タイティー)は、ゲーム後半でバックステップを踏み出し、幅を取り始めました。最初の工夫を見逃さず、褒めて再チャレンジさせると、幅を広げギャップで受けて、ドリブルからシュートまで持ち込んだんです!自分で工夫したのか、偶然かはわかりませんが、彼の変化は正直驚きと感動です。彼は、ずっと成功してきたわけではなく、どちらかというと失敗の方が多い選手です。でも、1度味わった成功はまた欲しくなるはず!今後が楽しみな選手がまた1人誕生しました。
 今後も、各選手のドラマを少しづつでも紹介できればと思います。

<U13/U14 地区トレセン練習会>

本クラブから中体連のトレセンに今年度5名(U 13:3名U14:2名)の選手が選出されました。通称ジンくんは、小学校から少年団でサッカーをしてきましたが、補欠の選手。中学から本格的にゲームに出始め、昨年からNFCでも活動しています。彼は、昨年トレセン選考会で落選。身体能力高いでわけではなく、1年間、止める、蹴る、判断スピードの向上を課題に取り組ませました。今年は見事合格!新しい経験を積み始め、本人の顔つき、振る舞いにも自信が出始めています。努力は絶対に実る保障はないけれど、自分で得た結果には、自分で納得できる状態を常に作り続けてほしいと思います。